【POWER VOYAGER】家庭にまつわる悩み~息子の幸せが私の幸せ。感情に溺れていた自分に気づかされました ――R・Hさん(39歳・女性)

2018年11月22日

長引く主人の浮気問題に翻弄され続け、そのストレスが原因で息子には心身に症状が現れ、私も精神的に限界を感じていました。しかしどこかで主人を信じ続ける自分がいて、離婚は考えられない以上、どうすれば息子と私が幸せになれるかもがいていました。引いたカードはPlayer(遊ぶ子ども)。その中に描かれたひとりの可哀そうな風体の子が私には息子に見えて、思わず涙がこぼれてしまいました。セッションを続ける中で、息子と自分が幸せになるためにはどうしたらいいか知りたいと言いながら、私は息子の気持ちに耳を傾けていないことに気づきました。自分がしたくないことは徹底的に排除した選択肢を息子に提示し続けていたんです。私が望んでいなくても、息子は望んでいるかもしれない。私が息子に選んでいいよと示したカードは、どれも私が受け入れてもいい“私ありき”の選択肢ばかり。フェアさを欠いていました。そもそも夫婦問題は息子には全く関係なく、彼はひたすら犠牲を強いられているだけ。どうしたいかを訊かれたところで、「わからない」と答えるのは当然です。たとえ息子が私にとってはあり得ない選択肢を選んだとしても、彼が幸せなら私も幸せになれる。母親なら誰もが知っている幸せになる方法、我が子の幸せが自分の幸せという真理を、心が疲弊する中で見失っていました。これからは息子の幸せをいちばんに考え、行動したいと思います。

[プロフィール]
ボイジャータロット国際認定リーダー&エディター
1972年生まれ。Sayariはスワヒリ語で惑星の意味。大学卒業後、出版社に勤務。編集者として女性月刊誌に携わる。ファッション、美容、食、インテリアのほか、生き方、家庭、教育、政治、法律、医療、時事問題などのドキュメンタリー企画を多数手掛ける。一般人、著名人を問わず多くの人々をインタビュー。取材を通じてボイジャータロットと出会い、自らそのパワーを実感したことをきっかけに資格を取得。モデルなどの業界関係者のほか、起業家、経営者に多くのクライアントを持つ。

[ボイジャータロットとは]
1985年、元コロンビア大学政治学教授、ジェームス・ワンレス博士によって作られた21世紀のためのタロット。博士が自らを「psychologist(心理学者)」と呼ぶように、ボイジャータロットは占いではなく、潜在意識の中にある“答え”を引き出すツール。さまざまなモチーフが描かれた78枚のカードには絵画療法的な側面があり、問題解決を阻害する要因=心の中の引っ掛かりに気づき、それを克服する道を提示してくれます。

[セッション]
料金……45分/10,000円 ※以降、15分ごとに3,000円プラス。
場所……都内のカフェなど。
※具体的な場所についてはアポイントメントの際にご相談させてください。

[お問い合わせ先]
sayari@vicenda.jp